この記事では、ブルーベリー栽培注意点を3つ解説します。
ブルーベリー栽培の注意点3選その2
ブルーベリーの仲間
まずは、仲間(品種)を覚えましょう。
ブルーベリーは、大きく分けてハイブッシュとラビットアイの2種類に分かれています。収穫時期は、ハイブッシュ(6月~7月)・ラビットアイ(7月~8月)です。樹形は、ハイブッシュ(コンパクト)・ラビットアイ(野性的)です。葉は、ハイブッシュ(やや丸くつるつるで繊細)・ラビットアイ(細長くワイルド)です。収穫して、味見をしてから品種の名前を覚えるのも楽しいです。
実の特徴
次に、実の特徴を覚えましょう。ハイブッシュ(上)とラビットアイ(下)
ハイブッシュの実は、緑から紫に色づきます。皮が薄く甘酸っぱくて、粒は比較的大きいものが多いようです。種がとても小さくて食べていても気になりません。ラビットアイの実は、緑から赤そして紫と色づいていきます。名前の由来にもなっています。糖度が高く甘くてハイブッシュに比べて小粒のものが多い感じです。皮の厚みや種のざらつきが気になりますがジャムにすると甘くておいしいです。
樹形の観察と夏剪定
そして、目的に合った剪定をしてみましょう。
5,6月の木を観察すると、新芽の成長や果実の熟成が始まっています。ブルーベリーには、樹形を整えるための剪定と来年の収穫量を増やすための剪定があります。まず、収穫をしやすくしたり木につく虫を減らしたりするために、身長よりも伸びている枝や隣の木とくっつきすぎている枝を落とします。枝を落とすことで来年の収穫量はその分減ります。次に、枝の数を増やし実をたくさん付けるために、元気よく伸びた枝を3分の1くらいのところで落とします。その後、切り落としたところから2,3本の枝が伸びて花芽をつけるのです。7,8月になると枝は伸びないので6月のうちにする仕事になります。夏にする剪定のほかに冬にする剪定もあります。冬剪定は、花芽の調整や樹形を整えるための本格的な剪定になります。
まとめ
- ブルーベリーの仲間
- 実の特徴
- 樹形の観察と夏剪定
以上3つのことを紹介しました。